こんにちは、足と臭いの悩み研究所長です。
本日は水虫の改善方法についてお伝えします。
さて、その前に…
水虫にはいくつか症状に種類があることはご存知でしょうか?
水虫の主な種類と症状
趾間型:ジュクジュク水虫
足の指の間が赤くなり、
ジュクジュクしたり、ただれてかゆみが出てきます。
水虫の中で最も多く見られるタイプです。
小水泡型:ブツブツ水虫
足裏やフチ辺りに小さな水泡がいくつもでき、
激しいかゆみが起こります。また、赤みや皮むけも発生。
趾間型と同時に発症することが多いようです。
角質増殖型(角化型):ゴワゴワ水虫
足の裏やかかとの角質が乾燥して硬くなり、
あかぎれのようなヒビ割れを起こします。
かゆみはないですが、はがれた角質が床に付くと
他人にも感染させてしまいます。
※水虫菌はとても生命力が強いため、はがれ落ちた角質の中でも生き残っています。
爪白癬:爪の水虫
水虫が爪へ広がると、爪の先が厚くなり白っぽくなります。
変形、爪がもろくなって欠ける症状も。

水虫の種類別の改善方法
趾間型、小水疱型のポイント
趾間型と小水疱型では、外用薬の使用が基本となっています。
菌に効果のある抗真菌薬を持続的に塗ることで、ほとんどのケースで完治が見込めます。
しかし、かゆみなどの症状がなくなった後、すぐに薬の使用をやめるのは禁物です。
症状がなくなっても菌がまだ残っている可能性もありますので、
再発を防ぐためにも、最低1カ月は塗布を続けることが必要です。
平均的な治療期間は1~3カ月とされています。
角質増殖型(角化型)のポイント
これまでは外用薬が余り効かず、
角質増殖型水虫の改善は、内服薬が第一の選択肢とされていました。
近年では、皮膚をやわらかくすることで角質増殖型の水虫に効果的な、
尿素配合の治療薬も発売されています。
角質増殖型は再発がとても多いので、根気よく治療にあたることが大切になります。
爪白癬のポイント
市販薬では治らないので、病院で処方される飲み薬で治療が必要になるようです。
(緩和させる塗り薬は出ています)
早く治すコツ・きちんと治すコツ
水虫をきちんと治すには、患部を清潔に保つことが重要になります。
外出先から帰宅したら、足を洗うことを徹底して下さい。
また靴は毎日履き替え、靴下は1日1回は履き替えて下さい。
その他、バスマットやスリッパは毎日取り換える、
部屋の床は念入りに掃除して素足で歩かないなど、
白癬菌(はくせんきん)が潜伏しない環境を整えることも大切になります。
入浴の際はせっけんで洗うのはもちろん、
汗をかいたらタオルで拭いてしっかり乾燥させましょう。
また、薬の塗布は皮膚がやわらかくなっているお風呂上りに
患部を中心に広めに塗るのがポイントです。
治療をする際の主な注意点
病院と自宅で並行治療をしましょう。
症状の自己判断や放置が、水虫を長引かせることに繋がります。
診療を受けるのは勇気がいるかもしれませんが、
皮膚科など、専門医のいる病院で受診することが完治への近道です。
症状に合わせた適切な薬やアドバイスをいただけるので、
自宅で指示通りのケアを行い、担当医から完治を告げられるまで
しっかり治療するようにして下さいね。
きちんと治療を行い、健康でキレイな足を目指しましょうね♪
